
宮前区薬剤師会 会長の大貫です。
会長に就任して5年が経ちました。この間、新型コロナウイルス感染症の流行や能登半島地震など、私たちの生活に大きな影響を与える出来事が続き、社会全体が大きく変化してまいりました。
コロナ禍では、マスクの着用や黙食といった生活様式の変化が求められ、私たち大人だけでなく、成長期にある子どもたちにとっても大きな影響があったことと思います。一方で、こうした困難を乗り越える過程で、社会のさまざまな分野が大きく発展したことも実感しています。直接会うことが難しい中、オンラインツールが急速に普及し、時間や距離の制約を越えて人々がつながり、新たな活動へと発展する場面も多く見られました。
これらの変化は、私たち薬局薬剤師の業務にも大きな影響を与えています。マイナンバーカードによる資格確認の導入、データの活用、電子処方箋の開始などにより、処方箋を紙ではなくオンラインで確認できる環境が整いつつあります。また、薬局内では音声AIなどの活用により、服薬管理がより正確かつ迅速に行えるようになり、患者様にとっても安心につながっていると感じています。
このように利便性が向上する一方で、災害への備えについては、依然として十分とは言い難い状況です。そこで、地域の皆様の健康を支える立場として、薬局薬剤師に何ができるのかを考え、昨年度より、災害時に必要となる一般用医薬品などについて、かかりつけ薬局としてご相談に応じられる体制づくりを進めてまいりました。ぜひ、日頃から「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」を持っていただき、普段の健康相談はもちろん、災害時に備えた医薬品についてもお気軽にご相談いただければと思います。
また、地域の皆様の居場所づくりを目的として、宮前平地域包括支援センターとの共催で「宮前平駅前くらぶ」を開催しています。毎月第3木曜日の午後1時30分から3時まで、小台八幡会館2階にて行っており、複数の薬剤師が参加しています。薬局での相談が難しいと感じている方も、どうぞお気軽にご参加ください。
宮前区薬剤師会では、今後も地域の皆様の健康増進のため、積極的に活動を続けてまいります。地域の皆様とともに、宮前区が元気で笑顔あふれる街となるよう、引き続き尽力してまいります。
宮前区薬剤師会会長
大貫ミチ
